空気時計制作工房

母屋では日記と詩を公開中です。

2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

言葉で表現しえるものなのか?

セイタカアワダチソウ様からいただいたテーマ「愛」 素朴でありながら根源的なテーマ 私が背を向けてきたテーマでもある 一時期は「愛」という単語を使わずに 詩を書こうとした頃もある 言葉で表現しえるのかという疑問は ずっと付き纏っている もしかして行…

お題、いただきました―3

「愛」というテーマこのテーマで13編の詩を展開しようと 全体のコンセプトメーキング中 今日は会社の女性とお話しをすることで 方向性を模索 現在の所 暫定的コンセプトとして 愛とは もともと○○だったものが もとの○○に戻ろうとする おもい または 行動で…

NOCTURNES

先日、セイタカアワダチソウ様からいただきました テーマ「愛」の制作を開始するに当たり なぜ13編を作成するかのイイワケ 13編の詩が書けるテーマを 逆にお願いしたのは 「NOCTURNES」が13編だったから 画像イメージは・・・ 夜想曲にのせて思いを表…

お題、いただきました

そもそも このブログの使用用途は このブログを閲覧していただいた方から 詩のテーマをいただき ここで発表すること でも 最初に「風車」のテーマを いただいて それからリクエストは皆無 そこで 御用聞き メールやコメントで テーマをいただきに回りました …

ビッグバーン

答えが出るのか 答えを出すのか 微妙に・・・違うね 答えるのか 応えるのか 堪えるのか 微妙に・・・違うね 問題は何なのか 誰の問題なのか 文字で表記できる問題ならば とことん言葉遊びをしてみることだ 問題の中に答えの大部分が内包されている ビッグ・…

存在

唯一無二の君がいて 在来無二の僕がいる 仮装のつもりが本性となり 仮面のつもりが素顔となる 本音を語ろうとすれば 本音を騙ることとなり 嘘を繕おうとすれば 嘘を紡ぐこととなる 行かないで 行かないで そこから・・・

2006/07/22 00:48

指示代名詞・・・最初は「こそあどことば」って教わるのかな 近距離は「これ」 中距離は「それ」 遠距離は「あれ」 疑問形は「どれ」 ボクは詩のなかで 比較的多く用いる言葉 特に具体的指示先が欠落した 「それ」が多いかな? 語るべきそれを 語られたそれ…

2006/02/23 23:44

■NOCTURNES 9 日輪が没し 夜明けまでの闇 月影と星たちが見守る あなたへとつながる時空の世界 言葉が言葉になる前の言葉 おもいでだけが 移ろいながら 出口を求めて 胎児の夢を見る 【それ】は形を持たず 自分がどこから来て そしてどこへ行くの…

2005/07/24 00:20

今回の【それ】第四章も断片が少しずつ揃ってきている。 プチ・プリンスは 至るべくして 至るところへ行ったのに なぜに あなたは ここに とどまる? ほんの一部分である。全体のどの部分になるかは 再編集した時に決まる。 本屋で「星の王子さま」を探す。 …

2005/07/23 23:36

【それ】の第三章とエピローグの間に、第四章を追加しようと思いつつ、なかなか捗らない。一旦、エピローグを書いたあとには、なかなか容易なことではない。 【それ】自体の展開は ■第一章 「無から生まれた有」と「有から生まれた無」の邂逅 ■第二章 「失わ…

2005/07/23 20:41

1944年7月31日、地中海上空で撃墜される。60年後、単座双発双胴のロッキード F-5B ライトニングの、左エンジンカウリングに刻まれたロッキード社の製造番号により彼の乗機であることが明らかとなった。亡骸は、残ってはいないだろうな。 「星の王子さま」は…

2005/05/02 23:50

たぶん【それ】は一貫性のあるもの 一貫性があるってことは 不変とは違うのかな? 一貫性があるってことは 普遍するってことかな? 赤い光が当っても 青い光が当っても きっと 同じ色で輝くのかな? 人間の感性では その時々で 違って見えるけどね 人間の感…

2004/12/27 22:44

普遍 ボクは ここに います 発した瞬間に 消え去る声でなく ボクは ここに います その時々を刻む 文字とその行間に ボクは 移ろう【それ】の 暫定的宿主だから その時々を刻むのです ボクは ここに います ありきたりで無二の ボクは ここに います

2004/12/12 16:33

ブログの整理。 作品のリストアップとナンバーリング。 そろそろ、作品No.900。 14歳から書き始めた詩。 1994年にNo.699を書いて 2004年にNo.700 あれは、7月3日・・・ 5ヵ月間で200作品。 前代未聞のペース。 1年に50作…

2004/12/09 22:55

相変らず風邪気味。 蟲師-4(漆原有紀)、なるたる-8(鬼頭莫宏)を読む。 今日の断片 困った二日間じゃ 何もできないよ チャクラを練る時間もないし その体力も無い 何でもない会話ばかりしています 今 イメージの混在はできないからね 新聞140ページ…

2004/12/04 23:06

MP3ファイルを、通勤電車の中で聞いています。中島みゆきの「命の別名」「たかが愛」は、何度聞いてもいいですね。そんな合間をぬって、小さな手帳に断片を書き溜めるが、断片は断片のままに孤立するばかり。断片を貫きとめるものが希薄状態。 最近の断片…

2004/11/28 22:05

久しぶりに目の調子がよくて、【それ】も少しは進んだし、12月に向けて心の整理もできたような気がします。 【それ】は 言葉が言葉になる前の言葉 【それ】は 感じる前の予兆 【それ】は 透明な濁り 【それ】は 饒舌な沈黙 【それ】は 苦しみの中の喜び 【…

2004/11/27 13:40

昨晩は、早めの忘年会。普通電車で帰宅。車中、手帳に走り書き。読み返してみつけれど、判別不能。【それ】は、遅遅として進まず。予告編めいたもののみ。 ■言葉を裏打ちするもの 【それ】は 「自分は何者か?」という 意識だけの存在 無から生じた有 桜の木…

2004/11/25

帰宅の電車。急行を降り、普通に乗り換え。手帳を開き、断片を書き込む。今日は、【それ】でなく、他のものとなってしまった。ここで、公開すべきものじゃないので、今日はここまで? 「鋼の錬金術師」第9巻を購入。 【それ】・・・プロローグ「無から生じ…

2004/11/23

急行から普通に乗り換え一駅。小さな手帳をひろげて【それ】の断片を書きつけ。普通駅におりたち、歩きながらも断片の収拾。 今日の断片より種 命の水 萌芽 語彙・・・もっと抽象的な言葉に替える 何かを得ることよりも 何かを失うことの方が 悲しいに決まっ…

【それ】エピローグ

何人の人を殺めたのだろう 何の理由もなく 何の躊躇もなく その男は必然的に絞首刑 最期の断末魔・・・失われる有 【それ】は呼び声に応える (・・・最悪なる者よ) (・・・なぜ 呼ぶのだ) 「最悪だからだ お前に何も求めないし お前に何も押し付けない」…

【それ】第四章 留まるもの

自己の朽ち果てゆく肉体 そこに留まる魂 魂を留めてさせるものは何? 【それ】は 素朴な疑問を懐いた 自分自身の存在といえぬ存在すら 疑問を懐かぬとゆうのに 肉体とともに 朽ち果てゆく偵察機 南仏マルセイユ沖の水底 「空気のそこでも死は訪れるさ。」 空…

【それ】第三章「名前のないもの」

言葉が言葉になる前の言葉 【それ】は 自分自身を そう感じ続ける 現在も過去も未来も あらゆる空間に あらゆる時間に あらゆる時空に 存在しえながら どの時空にも存続しては いない どの時点かで得たものは どの時点でも保有する【それ】 【それ】は 確か…

【それ】 ■第二章「欠ける有」

かつて自分であったものを 私は食べた かつて人間であったものを 私は食べた そして 私もまた 人間に食われた 私は また 人間として 生まれようとしている 生きとし生けるものの それが 宿業なのか? それにしては 人間は のさばり過ぎ 私は 生まれる 今度は…

第一章「有から生じた無」

「お前は何者だ?」 桜の根元なる一枚岩 一枚岩の上に座す男 【それ】をはじめて認識した者 それは無念無想に至った者 【それ】に近しく 【それ】を求める者「お前は何者だ?」 【それ】の意識に直接 問いかける者 だが 【それ】には その問いに答えるべき …

プロローグ「無から生じた有」

【それ】は生まれた 母もなく 父もなく ゆえに 兄弟もなく 【それ】は生まれた 【それ】は 自分が生まれたという 意識を持ちながらも 刹那にも満たない 実体なき存在といえた ある日 【それ】はふと思った 自分は一体 何者なのかと 時の流れでさえも 【それ…

相対性

それより尊きもの・・・たぶん 尊きものとして「命」が挙げられる「命」より尊きものがあるのか?無理して挙げれば、その「命」を育んだもの「大自然」その「大自然」を創造した「創造者」その「創造者」を創造した者・・・「創造者」は自分自身も創造した?…

「作麼生」(そもさん)「説破」(せっぱ)

今までで、人からいただいた詩のテーマで一番むずかしかったのが 「それより尊きもの」 例えば、何かを尊いと表現したとして それより尊きものを表現しないと テーマに応えられない やっとテーマに応えると また それより尊きものを・・・ 無限地獄である 「…

言葉ありせば(大牟田線物語 エピローグ)No.707

君に「一番好きな言葉は何ですか?」と 僕はたずねたのです 君は具体的言葉を 何ひとつあげなかった 君が具体的な言葉を 何かひとつでも あげてくれたなら 何年かかってでも 詩集をひとつ 編み上げるつもりでいたのです それは同時に 私が詩集を贈った女性と…

あらためて・・・こんにちは。

もう 人生の3分の2以上の期間 西鉄大牟田線で 天神まで通っています 赤面恐怖症や 実録「大牟田線物語」や さまざまなドラマが この移動舞台で 展開されました 今は 通勤電車の往き帰り 手帳に書きとめた 断片を 詩に編集して 公開しています 20年間 殆…