空気時計制作工房

母屋では日記と詩を公開中です。

2004/11/27 13:40


昨晩は、早めの忘年会。普通電車で帰宅。車中、手帳に走り書き。読み返してみつけれど、判別不能。【それ】は、遅遅として進まず。予告編めいたもののみ。


■言葉を裏打ちするもの
【それ】は
「自分は何者か?」という
意識だけの存在
無から生じた有


桜の木の根元なる一枚岩
一枚岩に座する男
意識と言葉の存在
有から生じた無を刹那に持つもの


無から生じた有と
有から生じた無が
お互いに呼び合い
邂逅する


無から生じた有と
有から生じた無が
相互に共有された時
言葉が交わされた


【それ】は言葉を借り
耳と目を体験し
無から生じる有
有から生じる無を体験する


【それ】は次に
欠ける有と邂逅する
やがて耳と目を失うものに
訪れる無・・・無から有へ


その種は
命の水で萌芽する・・・
「W・A・T・E・R」