空気時計制作工房

母屋では日記と詩を公開中です。

「作麼生」(そもさん)「説破」(せっぱ)


今までで、人からいただいた詩のテーマで一番むずかしかったのが


「それより尊きもの」


例えば、何かを尊いと表現したとして
それより尊きものを表現しないと
テーマに応えられない


やっとテーマに応えると
また それより尊きものを・・・
無限地獄である


「作麼生」(そもさん)


「説破」(せっぱ)


「それより尊きものとは何ぞや」


「それより尊きものもそれなり」


結局、私がそのテーマで書いた詩は
起承転結の四章 起承転結の四章 起承転結の四連 起承転結の四行
256行に及ぶ幾何学的詩となりました


その詩のラストは


それより尊きもの


それより尊きものも それだよ


生きねばならぬ


それは まだ 学ばれていない