◇制作ノート181016

缶ビール500mlの酔いにまかせて
2行が意識の底から浮上

貴女は貴女のままでいい
ボクはそう思った

貴女と表記するのか
あなたと表記するのか
君と表記するのかを推敲

対象をより明確にするために
「貴女」と表記することにした

と言っても瞬時の判断に過ぎないが

「ボク」という表記は
「貴女」という表記とは
呼応性が低い

「君」と「僕」が一番呼応性が高い
距離感を表現するための表記

「僕」と表記するほどには
堅苦しくなくて
「ぼく」と表記するほどには
丸くもなくて

それでも そこに
ボクは漕ぎ出すのです

そこに」とは?
心中では「夜のしじま」なのだが

四行+四行 起承
詩の地下工場なので
ある程度 同じ金型で成型
いつもの手法

ちなみに一連四行も同様
起承転結の金型

さて転であるが
これに何時も難儀する
難儀と言っても瞬時であるが

さらりと

少し頑なな角あるボクには
貴女が求めたそれに
バーチャルなそれに
ボクには応えられなくって

「それに」の「それ」
指示代名詞でありながら
指示先が不明確
そこに」も同様

指示先の不明確な指示代名詞
これも空気時計の手法

狡いかも知れないが
読み手の心中にある
該当するもの

トラウマがとか
思い出だとか
信条だとか
興味のあることだとか

去るのでなく去来する
Cloverなるモチーフで
去るのでなく周回する
C級愛なるモチーフで

Clover(クローバー)=C-lover
C級+lover

これで起承転結が揃った形

ただし 第一章(起章)
つまり 起章・承章・転章・結章の構成

一連 四行
一章 四連
全体 四章
これが基本形