てん‐しょう【転生】[名]スル生まれ変わること。転じて、環境や生活を一変させること。
�@自分自身の転生
生まれ変わる―輪廻転生があるとすれば、現世では人間だけれど、前世・来世では人間とは限らない。命あるものには、変わりないとすれば、牛・豚・鶏かも知れなければ、草・木かも知れない。
�A自分以外の転生
自分自身の転生と同様に、牛・豚・鶏かも知れなければ、草・木かも知れない。
�@�Aいずれにせよ、人は仏子(命あるもの)を食らい生きていると同時に、かつて(または将来)仏子として人に食らわれるものであります。
この命のリレーションを考える時、仏子を食らうこと、仏子に食らわれることの同時性が見えてきます。
私は特定の宗教を信仰するものではありませんから、「仏子=神の創りしもの」と言い換えても結構ですが、「転生」とは自他の命のリレーションであると思います。
前世・現世・来世、自分がどんな命あるものであるかは、選択できません。ただ、少なくとも与えられた命を大切に生きるべきであると考えます。