2006-12-18 遥かな因果、苦諦の果てに 詩集「LAST CARD」-10 邂逅の時から 幾許かの日々が過ぎ あなたを夢中に誘った おもいの根源も潰え去った 語り部としてのボクは 底本を消失し それでも あえて 表現者であろうとした 書かぬ苦も 書けぬ苦も てんびんばかりの上 ――――――――――――――――――――――――