空気時計制作工房

母屋では日記と詩を公開中です。

お題、いただきました

聖さまより お題を頂戴いたしました。

「風車」

(1)お題の解析

「風車」=読み方 「かざぐるま」または「風車」

「かざぐるま」と読むと、松山千春を連想します。
「ふうしゃ」と読むと、オランダを連想します。

(私は、「風車」でまず連想したのは、ビル・ロビンソンですが???)

http://youtube.com/watch?v=NkIapvRHxK4

(2)お題の選択


「風車」=「かざぐるま」の読みを選択いたします。

(3)「風車」に関する過去の作品

■風になりたい(No.315 1978春)

風になりたい 風になって
君の心を吹き抜けるんだ
ただ 君の風車だけを
   めぐらせる風に 風になりたい
風になって 月にかかる黒雲を
優しく優しく 払い去ってあげたい

(4)お題に関する詩の構想


・風車は、自らの動力を持たない
・風車は、動力を伝えない
・風車は、風が吹かないと回れない?
・風車は、女性―風は男?

・参照 サヨナラ模様(伊藤敏博 作詞、作曲)



5)作業進行中・・・


(6)こんなもんで・・・



私の心の風車
あなたの息吹がまわす


小春日和の公園のベンチ
心地よい海風が
ふたりをつつむ


浜辺では少年が
風車がくるくる回るのを
楽しそうに嬉しそうに
はしゃいでいる


もし あなたの息吹が
感じられないくらい
あなたが遠くにいってしまったら
あなたの心が離れてしまったら


幸せの中の不安 感じていたら
やがて海風は凪ぎ
少年の風車は止まってしまった


あなたはポツリとつぶやく
「風が吹かなくても
 風車はまわせるよ。」


少年は風車を持ったまま走り始める
「そうだよ 君が動けば 君は風になる。」


また 風車は回り始める


風車 待ってるだけじゃ駄目なのね

あなたに向かって 私も行こう
あの駆け回る少年のように
私も風になろう
あなたの心の風車 回すために